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「スピード感」と「モモ」

「スピード感のある○○」
「決められない○○」
が、もてはやされて久しい。

 特に、「スピード感のある○○」に対する批判として、「早ければいいというわけではないだろう。決めた中身・より良き内容となっているかが問題なのでは?」

 という批判に対しては、「価値判断については当たり前で、とにかく早さが必要であり、悠長に構えている時間はないのだ!」
といった反論がすぐさまかえってくる。

 しかし、早い決定を良しとすることで、その当然となる方向性への議論が切り捨てられてはいないだろうか。

 そこで思い出すことがふたつ。
1 教育問題
  縁あってこの4月から教育現場に。教育は難しい。結果が出るのに時間がかかる。どうも早い・遅いの尺度に馴染まない。
2 児童文学の傑作ミヒャエル・エンデ作 大島かおり訳「モモ」
  ここに出てくる「時間どろぼう」

これらが、私たちに語りかけてくるものは何だろう。

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